スマホでいつでもどこでも投資可能
昔の株式取引は、証券会社の店頭か電話で担当者を呼んで注文をしていました。値動きが活発になると、証券会社の店頭も賑やかになったものです。いまでは、このような光景を見ることはほとんどなくなりました。昔から取引をしている顧客は店頭でモニターを見ていることもありますが、最近株式投資を始めた人のほとんどはネットかスマホで取引をしています。
ネット証券に代表される最近の証券会社の多くは、スマホで株式取引ができるようになっています。パソコンの画面上でも取引ができますが、臨機応変な取引は難しく、出先でもチャンスをものにするためにはスマホが欠かせません。最新式のスマホは画面サイズも大きく、性能もアップしています。証券取引程度であれば余裕で対応できます。
同じことがFX取引についても言えます。為替取引の現場をテレビで見ることがたまにありますが、為替ディーラーがいくつものモニター画面をチェックしながら取引をしています。しかし、実際に見ている画面は限られており、ニュースとリアルタイムの為替相場が確認できれば取引のタイミングを逸することも少ないです。そのため、FX取引もスマホでできるようになっています。
スマホの画面サイズは大きくなったとはいえ、それでもパソコンの画面よりは小さいです。その画面の中に取引メニューを詰め込むのは至難の業ですが、最低限必要な情報を選択してスマホの画面に表示することでこの問題をクリアしています。
従来もスマホで株式取引をすることはできましたが、一番のネックは通信速度でした。通信速度が遅いため多くの情報を提供することができませんでしたし、取引の発注時にも通信速度の遅さで取引が遅延してしまう事もありました。しかし、現在ではほとんどの地域で携帯キャリアの通信速度が速くなっており、一般的な取引をする程度であれば全く問題が生じない程度に改善されています。
スマホがあればいつでも投資ができるのです。